出産後に起きたおっぱいトラブルの続きです。
出産3日目、おっぱいが張ってきていて痛いけど、左脇も痛い。おかしいなぁ。と思って左脇を見てみると、大きく腫れる!触ると痛いし脇を締めるだけで痛い。
助産師さんにみせたところ、「副乳」とのこと。
長男の時には腫れることはなく、今まで自分に副乳があること自体知らなかったのでびっくりしました。
●副乳とは
副乳とは、おっぱいの他に脇の下などにできる乳房のことです。
日本人女性の約5%、女性だけではなく男性もある人が2%いるそうです。
◆なぜ副乳ができる?
犬や猫、牛などの哺乳類の多くは、複数の乳房を持っています。人間も哺乳類なので、進化の過程で一対になりましたが、退化しきれずに一対以上の乳房や乳首ができる場合があります。
◆副乳に気付かない場合も多い
乳腺はあるのに出口がない副乳が多いため、授乳を始めると、副乳の中で乳汁がたまり、痛みが伴うしこりができることもあります。
その為、私のように副乳の存在に気付かず、産後に気付く場合や、妊娠中に脇に違和感を感じて気付く場合などもあるようです。
また、副乳に出口がある場合、母乳が出ることもあります。
●副乳が痛い時の対処法
助産師さんにアドバイスもらったのは2つ。「とにかく赤ちゃんに吸ってもらうこと」「痛い時は冷やすこと」
◆赤ちゃんに吸ってもらう
おっぱいが大量に作られて、副乳が膨らみ痛くなってしまっているので、赤ちゃんに吸ってもらえば自然と膨らみは小さくなり、痛みもなくなります。
◆痛みが伴う時は冷やす
アイスノンなどの保冷剤をタオルやガーゼに包んで冷やしてください。
私の場合、痛くて脇を閉じれない状態だったので、痛みが引くまで入院中はアイスノンを病院から借りていました。
保冷剤で冷やし過ぎも良くないので、冷やす時はタオルやガーゼで必ず包んでから冷やしてあげてください。
また保冷剤以外にも冷えピタも長持ちして適度な冷たさでオススメです。
●授乳時に気をつけること
副乳が痛い方からおっぱいをあげます。
まだ産まれたばかりだと片乳だけで寝ちゃったりするので、痛い方、膨らみが大きい方から授乳してあげることがオススメです。
また副乳の膨らんでいるところは下手に押さないこと。
余計刺激されて大きくなる可能性があります。そっとしておくことが大事です。
●私の場合…
生後3日目に左側に痛みを感じて副乳を発見
生後4日目に1つだった膨らみが2つに増える、右脇も少し腫れてくる
生後5日目に痛みは無くなってきたが、膨らみがまだあり、触ると痛みがまだある
生後10日目には膨らみも痛みも無くなり、産前前の状態に戻る
息子の吸う力が強く沢山飲んでくれたお陰もあり、早めに痛みからは解放されました。
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おっぱいのトラブル、日頃慣れてないトラブルなだけに辛いですよね。
痛みが強かったり、なかなか治らず長く続くような場合は、産婦人科や乳腺外科で相談するのがオススメです。