約3年前に1人目の長男を32週、1705gで出産した後、退院するまでの1か月の話です。
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32週でのバタバタ出産の話はこちらから→
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出産してすぐNICU(新生児集中治療室)というところに移動された長男。
保育器が10台ぐらいあるその部屋は、
今思うととても緊張感がある部屋でした。
医師や看護師さんが、常に動き回って赤ちゃんの様子を見て処置していました。
普通、産まれたばかりで新生児室を見に行けば、自分の子以外の他の子も見たりして「あの子かわいいねー。」なんて話をするのかもしれませんが、、
NICUのなかでは、他の子は見てはいけない気がして、あまり見れませんでした。
というか、みんな小さいので、保育器の前に行かないと見れないので、見れなかったという方が正しいのかも。
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NICUの中はルールが厳しかったです。
病院によって色々だと思いますが。
入室については、両親と祖父母のうち2人までしか許可されていなく、
入室する際、両親のどちらかがいること。が決まりでした。
なので、兄弟はもちろん、祖父母だけで面会はできませんでした。
また入室する際もNICUの前で手を洗い消毒し、NICUに入ってからも手を洗って消毒する。
更に保育器の中に手を入れる前にも消毒する。
その他に携帯の利用は禁止。(デジカメはOK。)
面会する前に必ずNICUに確認する。
という感じでした。
それとは逆に有り難かったのが、
検査や診察以外のほぼ24時間面会OKでした。
(これも病院によってまちまちみたいですが、、)
旦那さんは帰宅するのが深夜が多かったのですが、
深夜1時、2時とかでも問題なく面会出来たのは本当に有り難かったです。
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さて、長男くんですが、
保育器の中で、管に沢山繋がれていました。
まだ吸う力がないので、口から胃まで直接管を通して、ママが搾乳したおっぱいを少しずつ入れていました。
最初は4mlとかずつだったと思います。
ただそれだけでは栄養が足りないので、点滴もしていました。
あと、心音を測る機械や、
酸素マスクは常に保育器の中にありました。
あとおしゃぶりも。
保育器の中は酸素と温度が管理されています。
少し呼吸が乱れたりすると
ピーピーと音がなり、看護師さんが来て対応してくれます。
まだ呼吸器ができたばかりの長男くんは
時々呼吸をするのを忘れてしまうようです。
なので、看護師さんが身体の向きを変えてくれたりすると、大抵落ち着いてくれていました。
最初の頃、体制はほぼうつ伏せでした。
うつ伏せのほうが呼吸が楽にでき安定するそうです。
うつ伏せ寝は危ないと言われることもありますが、ここは24時間管理されてるので、安全とのことでした。
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1日目は保育器の中に手を入れても良いと言われつつも、簡単に折れてしまいそうな身体に恐る恐る触って、
あとは保育器の外から眺めていました。
そして定期的になるピーピーという機械音に「だ、大丈夫!?」と何度もドキドキしました。
退院近くなるとピーピー音にも慣れて焦らなくもなりましたが、最初はどうしてもあの音にドキドキしてしまいます。
と、こんな感じで長男KのNICUの生活が始まりました。