切迫早産2人目ママブログ

長男を32週で早産、2人目は切迫早産で入院後に36週で出産。そんな2人の妊娠、出産、子育てのこと綴るブログ

NICUからGCUへ移動。その違いの話

約3年前に1人目の長男を32週、1705gで出産した後、退院するまでの1か月の話です。

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32週でのバタバタ出産の話はこちらから→
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長男は、産まれてすぐにNICUへ仲間入りしました。

小さく産まれた以外は、基本元気だった長男くん。
1週間程度でNICUを卒業し、GCUへ移動しました。

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卒業といっても、NICUのベッドの数は限られているので、
「ここまで成長したら卒業」という訳ではありません。

NICUに入る必要がある子が新しく来たら、
今いる子の中で一番元気な子をGCUに移動させるという感じでした。

長男も入院5日目ぐらいに看護師さんから、

「次NICUに入ってくる子がいたら、今NICUにいる子の中で一番元気な長男くんが移動することになると思います。」

と話がありました。

私はどこか楽観的だったのと、病院を信頼してたので、不安はあまりなく、

「長男、この中で1番元気なんだぁー!すごいじゃーーん!」と喜んでいましたが、

この話、追い出される感じで不安になる親も多いそう。

なので、看護師さんが
「GCUでも変わらない体制で見ていくので安心してくださいね。」
と話してくれました。

●NICUとGCUの違いって??

当時私は、NICUという言葉をなんとなく聞いたことがありましたが、
GCUは聞いたことがありませんでした。

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2つは少し違く役割も分かれています。

◇◇◇◇◇

*NICUは、「新生児特定集中治療室」のことで、
未熟児の赤ちゃんや重度の呼吸障害、仮死状態など高度な医療処置を必要とする赤ちゃんが入院しています。

*GCUは、「継続保育室」のことで、NICUで状態が安定した赤ちゃんや、退院が近い赤ちゃん、軽度の呼吸障害の赤ちゃんなどが入院します。

◇◇◇◇◇

看護師さんの数も違います。
病院によっても変わるかと思いますが、

NICUは看護師さん1人に対して赤ちゃんが3人程、
GCUでは、看護師さん1人に対して5、6人程見ていたようでした。

◇◇◇◇◇

またGCUは、退院に向けての準備をする場所でもあるため、
赤ちゃんの成長に合わせて、ミルク、授乳、沐浴なども行なってました。

また、酸素や温度の管理が必要なくなれば、保育器から、ココット(一般的に新生児室で見る赤ちゃんが入ってるベッド?)になり、
いつでも抱っこが可能になります。

↓保育器はこんな感じ
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↓ココットはこんな感じ
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保育器の中にいる時は、看護師さんが「今日は体調がいいから抱っこしていいよー。」と保育器から出して貰わないと抱っこは出来ず、
いつでも好きな時には抱っこはできませんでした。

だから、ココットに移った時は、すごーく嬉しかったです(^^)